成功事例

  • 関自動車学校様

    バスキャッチの導入で、送迎バス利用者が50%増加しましたが、バス運行に関するコストは50%削減できました。

  • 東播自動車教習所様

    バスキャッチでのコース作成でバス運行時間を10数分短縮できました。渋滞で遅れて保育影響が出ることがなくなりました。

関自動車学校

関自動車学校 広報・川野養二さん 事務局・石原舞さん

「バスキャッチの導入で、送迎バス利用者が50%増加しましたが、バス運行に関するコストは50%削減できました」

関自動車学校

関自動車学校は岐阜県関市にある設立50周年を迎える、地域で一番伝統ある自動車学校。普通自動車約800人を含む年間1,000名弱が毎年運転免許を取得しています。バス運行管理システム「バスキャッチ」の導入と活用について、広報の川野養二さんと事務局の石原舞さんにお話を伺いました。

来年設立50周年、地域で一番伝統ある自動車学校

関自動車学校についてお教えください。
関自動車学校
関自動車学校は岐阜県関市にある来年設立50周年を迎える、地域で一番伝統ある自動車学校です。教習内容は、普通自動車、中型自動車、普通二輪、大型二輪の4種類で、普通自動車約800人を含む年間1,000名弱が毎年当校で運転免許を取得しています。
また、地域の交通安全センターとして、高齢者講習や企業講習、幼稚園児交通安全教室などの講習会を行っているだけでなく、 皆様の安全運転にお役立ていただくために「交通安全ニュースレター」や卒業生の皆さんには「初心運転者に多い事故事例」を定期的に配布しています。

予約受付、運行コース作成、お知らせメールを活用

現在、関自動車学校では「バスキャッチ」をどの様に活用していますか。
関自動車学校
当校では、2011年9月から「バスキャッチ」を導入し、生徒向け送迎バスの「予約受付」「運行コース及び運行指示書の作成」「お迎え時間のお知らせメール配信(送迎前日)」で活用しています。具体的な「バスキャッチ」の活用シーンは次の通りです。
1.予約受付
生徒さんは携帯電話やスマートフォンの「バスキャッチ」専用画面から、何時限目の教習に間に合うように到着したいか、帰りは何時限目の後かを予約します。予約は前日の17時20分まで受け付けています。
2. 運行コース及び運行指示書の作成
生徒さんの予約をもとに、「バスキャッチ」地図アプリを利用して、運行コースを作成します。作成した運行コースはプリントアウトし、バス運転手への配車・運行指示書として使用します。
3. お迎え時間のお知らせメール配信(送迎前日)
予約日の前日夜9時頃に、生徒さん個々人宛にメールで翌日の送迎時間が配信されます。
「バスキャッチ」の導入効果について、お教えください。
導入効果としては、「送迎バス運行コストの削減」「バス利用者の増加」「事務作業の軽減」が上げられます。具体的には次の通りです。
1. 送迎バス運行コストの削減
導入前は、決められた方面に必ずバスを出すかたちで送迎バスを運行していました。現在は「バスキャッチ」の予約をもとに送迎両方の運行コースを作成しています。ですから、運行方面・コースが固定化されませんので、半分程度の台数の運行で送迎が可能となりました。 その結果、運転手の人件費、バスの燃料コストなど送迎バスの運行に関るコストが約2分の1になりました。
2. バス利用者が約50%増加
現在は、約半分の生徒さんが送迎バスを利用しています。導入前は、3分の1程度の利用でしたから50%増になります。利用する生徒さんか増えた要因は「バスキャッチ」導入により、バス予約が携帯電話やスマートフォンから簡単に出来るようになったことが上げられます。
以前、バス予約は手書きの予約票を毎回提出してもらう必要がありました。予約手続が簡単になったことで利用者が増えたものと考えています。
3. 事務作業の軽減
バスを予約された生徒さんへのお迎え時間の連絡は、以前は当日朝、事務局スタッフが電話でお知らせしていました。連絡が遅くなってしまった生徒さんからは逆に電話で問い合せが入ることもありました。お迎え時間の連絡が前日にメール配信で行えるようになったことで、こうした事務局の負担はまったくなくなりましたので、本来の業務に集中できるようになりました。

生徒さんにも負担だった手書きの予約票

以前は、どうのように送迎バスの運行管理を行っていたのですか。
「生徒さんへの電話連絡も、実はたいへんだったんです」と石原さん 「生徒さんへの電話連絡も、実はたいへんだったんです」と石原さん
当校は15年以上前から自宅送迎を実施しています。送迎バスは方面毎に担当エリアを決めていました。ですから、乗車人数には関係なく、バスを運行していたわけです。
バスの予約に関しては、生徒さんに「氏名」「お迎え場所」「時間」「携帯電話番号」「自宅電話番号」を手書きで予約票に記入していただき、毎回、受付あて提出してもらいました。 その予約表をもとに、お迎え当日朝、各方面を担当する運転手が運行予定を立て、予定時間を決めます。その予定時間を事務局スタッフが生徒さんに電話で連絡をしていたのです。閑散期はそれ程の負担ではありませんが、繁忙期は午前中いっぱい電話連絡に追われることもあり、本来の事務局業務を圧迫していましたね。
また、予約を受け付けていたのはお迎えだけで、送りに関しては、教習終了時など生徒さんが帰りたいと言うタイミングに合わせてバスを出していました。ですから、突然帰りたいと希望する生徒さんに対応するために、常に待機している運転手もおり、効率的とはいえませんでした。

長年感じていた送迎バス運行管理の課題

「バスキャッチ」の導入に当たっての経緯を教えてください。
送迎バスのエリアを拝見すると、かなりの広範囲(関自動車学校ホームページより)。 送迎バスのエリアを拝見すると、かなりの広範囲(関自動車学校ホームページより)。
送迎バスの運行管理が合理的ではないことは、以前から感じていました。ただ、長年行ってきたことだけに、大きく何かを変えることまではできていません。バスキャッチ導入の半年前からは、予約表をパソコンで一覧表にすることにも取り組み、一部見える化できた部分もありますが、事務作業量が増加しただけという側面もありました。
「バスキャッチ」を知ったのは、DMですね。夏前に「この夏の繁忙期、どうやってバスの運行管理をしようか」と考えていたタイミングでした。
具体的に「バスキャッチ」の説明を受けた時、どの様に感じましたか。
山積していたバスに関する問題がこれで解決できるのではないかと思いました。 まず、予約と生徒さんへの連絡による事務局への負担がなくなります。 バスの運行ルートについても、方面毎のエリアが決まっていたものが、予約状況に合わせてルート作成することにより、ルートの効率化、混雑の片よりの解消、運転者間のバランスも取れるようになります。
システム説明をお聞きした段階で、ほとんどの課題が解決できるのではないかと感じました。

送迎バスの課題を解決した「バスキャッチ」

改めて「バスキャッチ」をご活用いただいての評価を教えてください。
①削減コストで導入・ランニングコストが賄える
先にお話したように、「バスキャッチ」を導入することにより、運行コースの効率化が図れ、運転手の人件費、燃料コストなどバス運行に関するコストが2分の1になりました。この削減したコストで、十分に「バスキャッチ」の導入、そしてランニングコストを賄えことができました。
②顧客満足の向上
当校はバスによる自宅送迎を行っていますので、自らの効率化と顧客満足を両立することが必要になります。「バスキャッチ」での予約と運行コース作成は、生徒さんにとっては送迎バスの予約が簡単にできるようになり、変わらぬ自宅送迎を実現することで利用者が増加したことは、顧客満足の向上に一役かっていると思います。 その一方で、当校では利用者が増えながらも、予約をもとにした効率的な運行コースを設定することで、コストの削減も可能になったわけです。
③業務の効率化につながる
送迎バスの運転手は、導入前は予約表をもとに自らコース設定を行い、到着予定時間を決める必要がありました。しかし、それは経験に基づいてのもので、運転手が代わるとコースの詳細や運行所要時間も変わってしまうデメリットがありました。 現在は、「バスタッチ」で作成した運行指示書に基づいて送迎を行っていますので、運転と送迎に集中できることで、運転手の負担軽減につながっています。 また、生徒さんへのお迎え時間の連絡がすべてメールで行うようになったことで、事務職スタッフは本来業務に集中することが可能になっています。

私たちの意見が反映されるうれしさ

最後に「バスキャッチ」及びVISHへのご要望などありましたらお願いします。
広報の川野養二さん(左)と弊社のバスキャッチ担当の西尾(右)。 広報の川野養二さん(左)と弊社のバスキャッチ担当の西尾(右)。
導入当初、運行指示書に出力される情報が少ないことの改善をお願いし、ずいぶんと私たちの意見を反映したかたちにしてもらうことができました。バージョンアッブのたびに少しずつ意見が反映されているのはうれしいですね。何となく、一緒に「バスキャッチ」を作り上げている感じがしますから。
これからも無理なお願いをするかと思いますが、ご対応とご提案、宜しくお願いします。
  • 関自動車学校のホームページ:http://www.seki-ds.co.jp 取材日時 2012年9月
  • 関自動車教習所様、本日はお忙しい中、
    貴重なお話をありがとうございました。
東播自動車教習所

東播自動車教習所 統括部長・松本憲明さん 運行係主任・濱野嘉裕さん

俯瞰的に複数のルートを把握できるから、自宅送迎・ルート送迎ともに効率的・経済的なルート設定が可能。生徒さんにも大好評です

東播自動車教習所

東播自動車教習所は兵庫県加古郡(稲美町・播磨町)、加古川市、高砂市、明石市、三木市、小野市、姫路市をカバーし、普通自動車1,700名を含む年間の免許取得卒業生は2,500名以上。バス運行管理システム「バスキャッチ」の導入と活用について、統括部長の松本憲明さんと運行係主任の濱野嘉裕さんにお話を伺った。

年間2,500名強の卒業生を輩出

東播自動車教習所についてお教えください。
東播自動車教習所
東播自動車教習所は、兵庫県加古郡(稲美町・播磨町)、加古川市、高砂市、明石市、三木市、小野市、姫路市をカバーし、普通、中型・大型、普通二輪、大型二輪、普通・大型二種、大型特殊、けん引の各種運転免許教習を行っています。
年間の卒業生は2,500人強で、うち普通自動車が約1,700名、普通二輪が約350名、大型二輪が約150名です。
当所の特徴は、地域の交通安全センターを標榜していることにあります。平成10年に開始した公立幼稚園対象の「母と子の交通安全教室」は毎年実施し、年間3,000名にご参加いただいています。その他、シルバー世代対象の安全運転講習、お母さん向けの3人乗り自転車講習、そして卒業生対象のバイク講習などを実施しています。また、春と秋には教習所を開放して地域の皆様に楽しんでいただけるイベントも開催しています。

画面上で複数のコースを俯瞰的に把握

現在、東播自動車教習所では「バスキャッチ」をどの様に活用していますか。
「運行コースを俯瞰的に把握することで効率的・経済的なコース設定ができる」と松本さん 「運行コースを俯瞰的に把握することで効率的・経済的なコース設定ができる」と松本さん
当所では「バスキャッチ」を使って、生徒送迎用バス(常時6台)の、「予約受付」、「運行コース作成」、「送迎前日に、バス停へのバス到着予定時刻のメール配信」、「送迎当日に、バス到着案内メールの自動配信」など運行管理に活用しています。バスには「バスキャッチ」専用車載GPS機器を搭載しています。
具体的に送迎バスの予約は、送迎の前日(平日は17時、土日祝は15時締切)まで受け付けています。予約受付を完了した後、バスキャッチの地図アプリを使って運行予定コースを作成し、それを「翌日の送迎指示書」として運転手に渡します。教習が終了した夜9時前に、翌日の最寄りバス停へのバス到着予定時刻を生徒さんにメール配信。送迎当日は、運行状況に合わせて到着案内メールが生徒さんに自動配信されます。
「バスキャッチ」の導入効果について、お教えください。
当所の送迎バスは、エリア特性に合わせて自宅送迎とルート送迎を行っています。 導入前は、生徒さんに迎えのバス予約のみ、ルート毎の予約表に記入してもらい、送りについては、バスの発車時間にバス乗り場に来てもらいました。ですから乗車する生徒さんがどれだけいるかを確認して、その場で運行の指示を出したのです。
現在では、送迎ともに予約してもらいますので、前日に配車もすみ、運転手は事前に運行コースと乗車人数を確認しておくことができます。ですので、バス出発間際に、あわてて手配するようなことはなくなりました。 配車担当、そして運転者ともに余裕を持って業務にあたれるようになりましたね。
また、ルート送迎の場合、以前は乗車する生徒さんの有無に関らず、決められたコースを毎時運行していました。極端に言えば、生徒さんゼロでも全コース運行していたわけです。 「バスキャッチ」導入後は、画面上で複数のコースを俯瞰的に把握できますので、例えば予約状況によっては隣接する2コースを1コースに統合したり、乗車予定人数が少ないコースと多いコースで融通し合い、バラつきをなくすことができるようになりました。ですので、効率化とバランスの取れた配車管理、コストの削減にもつながっています。

バスが来ない、行ってしまったというクレームに対処

以前は、どうのように予約受付・配車・運行管理を行っていたのですか。
「以前は発車直前の時間がとてもたいへんでした」と濱野さん 「以前は発車直前の時間がとてもたいへんでした」と濱野さん
先にお話したように、迎えのみ手書きで予約を受付けていました。前日の17時締め切りは一緒ですので、その予約表を見れば、だいたいの様子はわかります。ただ、帰りの生徒さんの状況、何人乗車するかはわかりませんので、前日に行う配車は、誰にどのコースに行ってもらうかのみで、具体的な運行予定は立てていませんでした。
実際の運行予定は、当日の発車10分前に運転手が経験をもとに各バス停への到着予定時刻を記入して作成。その運行予定が書かれた紙を見ながら、受付などのスタッフが生徒さんに電話で到着予定時刻の連絡を行います。通常期はいいのですが、繁忙期になると生徒さんの数が多いため、受付業務に支障をきたすこともありましたね。 そして発車時刻の確認放送をして、帰りの生徒さんがバスに集まって、初めてどれだけの乗車人数になるかがわかる状況でした。
生徒さんからはバスが来ない、時間に行ったのにバスが行ってしまった後だった、というクレームが入ることもありました。ですので、この状況を何とかしたいという思いは常にありましたね。

繁忙期前に導入して、予約・運行管理を確認

「バスキャッチ」の導入に当たっては、具体的にどのような検討をされたのでしょうか。
「バスキャッチ」で運行ルートを作成する濱野さん 「バスキャッチ」で運行ルートを作成する濱野さん。
以前、教習管理とバス送迎を連動させたシステムについて検討したことがあります。しかし、そのシステムを導入した場合、専任の管理者が必要になると予測されました。加えて導入費用も高額だったため、導入を見送りました。
「バスキャッチ」については、社長の山口がある会合で紹介され、興味を持ったことから話を聞いてみることになりました。そして、実際にデモを見させていただきました。 導入コスト、ランニングコストともに低コストですむこと、そして何よりも生徒さんへの連絡がメールでできることから、即、導入を決めました。
当所はやるとなったら、すぐに始める社風ですので、半月ほどの準備期間で2011年12月に導入をしました。 やはり、繁忙期である春休み前に導入して、実際にどういうかたちで予約や運行管理が出来るのかを確認したかったので、急いだ面もあります。

効率的なルート設定で、燃費、人件費の削減効果も

「バスキャッチ」をご活用いただいての評価を教えてください。
「専用車載GPS機器」を搭載した東播自動車教習所の送迎バス。生徒さんにも好評です。 「専用車載GPS機器」を搭載した東播自動車教習所の送迎バス。生徒さんにも好評です。
①運行ルート設定が柔軟かつ効率的になった。
「バスキャッチ」の画面上で、予約状況を見ながらルート設定ができるので、自宅送迎の場合、以前は運転手の経験頼りだったルート設定が、より効率的・経済的な設定が可能になりました。 ルート送迎については、現在はポイント送迎に進化させることができました。こちらも予約状況に合わせて運行ルートを設定しますので、決まったルートでの運行でなくなった分、燃費の節約、人件費の削減にもつながっています。
②顧客満足向上
事前予約による運行コース設定で、生徒さんに事前にお知らせした時間通りにほぼ運行できること、さらに到着案内メールが自動配信できることから、長時間、バス停で待つ必要がなくなったことは好評ですね。ただ、到着案内メールはあくまでも目安であることは、今後も周知していきたいと考えています(道路状況とメール配信タイミングにより、到着予定時刻とのズレが生じる場合があるため)。
③スタッフの負担軽減
以前は発車10分前に運行予定ができ上がり、そこから手分けをしてスタッフが生徒さんに到着予定の電話連絡を行っていましたが、その業務は一切なくなり、受付は受付業務に専念できることで、窓口の混雑回避にもつながっています。

ホームページのリニューアルにも関り、問い合せ件数が増加

最後に「バスキャッチ」及びVISHへのご要望などありましたらお願いします。
>社団法人兵庫県指定自動車教習所協会・会長、全指連・理事を務める、東播自動車教習所・代表取締役社長 山口勝英氏(右)と弊社の藤井(左)。 社団法人兵庫県指定自動車教習所協会・会長、全指連・理事を務める、東播自動車教習所・代表取締役社長 山口勝英氏(右)と弊社の藤井(左)。
当所の都合もあり、短期間での導入にご協力いただきありがとうございました。こちらが必要としている時に、適切なサポートをいただけたのは本当に助かりましたね。
最近では、当所のホームページのリニューアルもVISHさんに担当していただき、生徒さんからも大好評ですし、問い合せ件数も一気に増えたと聞いています。
今後とも「バスキャッチ」、ホームページなどでのご提案に期待しています。
  • 東播自動車教習所のホームページ:http://www.menkyo.net 取材日時 2012年9月
  • 東播自動車教習所様、本日はお忙しい中、
    貴重なお話をありがとうございました。
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052-232-2311|VISH株式会社