柳川市立やまと小学校、学校再編に伴い「Chimelee」を導入。 バス運行管理と保護者連絡をひとつのシステムで完結。

目次
福岡県柳川市立やまと小学校(以下、やまと小学校)では、2025年2月より「Chimelee(チャイムリー)」を導入しました。
学校再編に伴い開始したスクールバス運行において、安全対策として乗車管理を実施し、あわせて保護者連絡の最適化を図ることで、スクールバス通学の安全確保と教職員の業務負担軽減を実現しました。
導入事例記事の全文はこちら:https://www.buscatch.com/chimelee/voice/yamato-es/
6小学校が統合―学校再編によりスクールバス運行を開始
やまと小学校は、2025年に市内6校を統合して誕生した、児童数579名(2025年7月時点)を抱える公立小学校です。校区は最長4kmに及び、約300名がスクールバスを利用することから、安全かつ効率的な通学手段としてスクールバスの導入が行われました。
「児童の安全確保」と「連絡業務の増大」が課題として浮上
初めてのスクールバス運行にあたり、最重要課題となったのが児童の安全確保でした。
保護者からは「子どもがちゃんとバスに乗れたか心配」といった声が多く寄せられ、学校としても児童の乗降状況を正確に把握し、安心して情報を伝えられる仕組みの整備が求められました。
さらに、学校再編によって連絡業務の増大も新たな課題に。
これまで6校で分散していた欠席・遅刻連絡が1校に集中することで、朝の電話対応が煩雑化することが予想されました。加えて、「今日は誰がどのバスに乗るのか」といった乗車名簿の作成・管理も必要となるため、教職員の業務負担が大幅に増える懸念がありました。
Chimelee導入効果
QRコードによる乗降管理で、保護者へリアルタイム通知
Chimeleeでは、児童ごとに発行されたQRコードをバス乗降車時にタブレット端末で読み取ることで、乗車・降車情報を自動で記録。保護者のスマートフォンには「乗車しました」「学校に到着しました」といった通知がリアルタイムで届きます。
これにより、「ちゃんとバスに乗れたかな?」「無事学校に到着しただろうか?」といった不安を解消することができます。
※「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
添乗員の負担軽減と置き去り防止にも寄与
スクールバス車内のタブレットでは、欠席連絡が反映された乗車名簿や児童の乗降状況を確認できます。
これにより、「今日は誰が乗るのか」「全員が乗車・降車したか」を一目で把握でき、添乗員の確認作業をサポートするとともに、置き去り防止にもつながります。
添乗員の負担が軽減されることで、安全管理や運行全体の状況把握により集中できるようになると考えます。
電話対応件数が大幅減。連絡機能の活用で業務効率化を推進
朝の欠席連絡やバス不要連絡をアプリで受け付けられるようになったことで、職員室への電話件数は大幅に減少しました。
また、以前の連絡ツールでは対応できなかった任意のグループ単位での連絡配信や複数ファイルの添付、重要連絡を未読の保護者に再送する機能等も活用し、スムーズな情報共有が実現しています。
欠席連絡・バス運行・お知らせ配信といった業務をChimelee上で一元管理できるようになり、教職員の業務効率化と負担軽減が進みました。

教育機関向け連絡システム「Chimelee」とは
「Chimelee」は、教育機関の連絡手段のデジタル化を支援するクラウドサービスです。
メール配信、アンケート、欠席・遅刻・早退連絡、バス不要連絡、連絡ノートに加え、スクールバスの乗降管理や乗車名簿の確認など、安全・効率的な通学管理を支援する機能も搭載。
これらの便利な機能を、1施設あたり月額9,000円(税抜)~というリーズナブルな価格でご利用いただけます。さらに、2026年4月からは新プランの提供も開始され、より導入いただきやすくなります。詳しくはこちらをご確認ください。

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