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「バスキャッチ」の導入は、業務効率化はもちろん、送迎エリア拡大と集客向上につながりました。

盛岡南ドライビングスクール
第一営業次長 中谷雅史様

岩手県盛岡市
盛岡南ドライビングスクール

盛岡市にある盛岡南ドライビングスクールは、普通免許から二種免許まで、すべての車種の教習が可能な自動車学校で年間入校生数は約1850名です。土曜日・日曜日・祝日も教習を行い、通学でも短期間での免許取得を可能にしています。同校では2024年10月にVISH株式会社の「バスキャッチ」を導入し、ポイント送迎などバス送迎の効率化に役立てています。「バスキャッチ」の導入と活用、導入効果、集客効果について、盛岡南ドライビングスクール 株式会社西部産業 第一営業次長 中谷雅史様にお話を伺いました。

盛岡南ドライビングスクール

目次

通学でも短期間での免許取得が可能

盛岡南ドライビングスクールについて教えてください。

盛岡南ドライビングスクールは、普通免許から二種免許まで、すべての車種の教習が可能な自動車学校です。年間入校生数は約1850名で、岩手県でトップクラスの実績を誇っています。現在は、全校をあげて年間入校生2000名を目指しています。
当校は広いコースと大勢の指導員がいることに加え、休校日は原則年末・年始のみで、土曜日・日曜日・祝日も教習を行っています。平日は仕事などで時間が取りにくい方でも教習を受けやすい環境となっています。また、短期間で免許を取得できる合宿免許も実施しています。さらに合宿免許と同じカリキュラムを通学生にも適用しているため、通学でも短期間での免許取得が可能です。

また、当校には建設機械講習を行う盛岡建設機械講習センターが併設されており、フォークリフトや小型移動式クレーン、玉掛け、車両系建設機械(整地・運搬・積込み用および掘削用)などの運転技能講習を受講できます。そのほか、農薬散布ドローン講習や国土交通省認定の「適性診断」、高齢者向け教習も実施しています。

第一営業次長 中谷雅史様

第一営業次長 中谷雅史様

盛岡南ドライビングスクールの教習コース

盛岡南ドライビングスクールの教習コース

送迎可能エリアが2倍以上に

盛岡南ドライビングスクールでは2024年10月からVISH株式会社の「バスキャッチ」を導入して活用しています。導入効果を教えて下さい。

1. 送迎可能エリアが2倍以上に

バスキャッチ導入前には、アナログなやり方でポイント送迎を行っており、それ以前は送迎ルートと時刻表を決めて運行する路線送迎を行っていました。当校の立地は市街地ではなく、大きな幹線道路沿いでもない郊外立地です。それだけに送迎バスによる集客は欠くことができない集客手段です。バスキャッチを導入して、効率的な送迎ルートを自動で作成できるようになったことで、送迎ルートと人員配置が効率化されただけでなく、路線送迎時代と比較すると、送迎可能エリアは2倍以上になっています。

2. 教習生へのバス時間連絡と配車作業が効率化

翌日の教習スケジュールは15時に決定し、それを反映したバス予約ができるように18時がバス予約の締め切りとしています。そこから翌日の送迎バスルートをバスキャッチで作成し、内容を確認した後、教習生へは「れんらくアプリ」で翌日のバス時間の連絡が自動的に配信されます。同時に翌日の配車表をもとにドライバーのシフトを組みます。
教習生のバス予約は18時で締め切り、18時15分頃にはバス時刻を連絡しています。その後、ドライバーにも連絡ができるため、配車作業にかかる時間は以前の半分以下に短縮され、大幅な効率化が実現しています。以前、バス時間の連絡は教習アプリを通じて教習生に連絡していました。その際に1件1件入力が必要でしたが、バスキャッチ導入後は自動化され、入力不要になりました。

3. 教習生の利便性が向上

路線送迎、手作業でのポイント送迎と、どんどん教習生の自宅送迎に近づいてきましたが、バスキャッチの導入で一気に自宅送迎と呼べるレベルになりました。以前は入校手続きでバスのポイントを決める際、「ここまで出てきてくれると乗れます」「このポイントまで来て下さい」とお願いすることがほとんどでした。現在は、入校生の住所をもとに送迎ポイントを決定し、確認しています。そのため、「このポイントまで来てください」とお願いする必要がなくなり、「はい、大丈夫です」とご案内できるようになりました。受付での対応に対する満足度も向上していると感じています。
また、盛岡市は冬になると雪が多く降ります。バスキャッチ導入後は、れんらくアプリでバス到着の5分前にお知らせを配信しているため、雪の中でバスを待つ時間を短縮できました。自宅送迎と合わせて教習生の利便性は高まっていると考えられます。

4. ドライバーの勤務時間を有効活用

バスキャッチにより効率的に送迎ルートが作成されることで、路線送迎と比較すると毎時間すべてのドライバーが出払うことは無くなりました。送迎に出ないドライバーには、送迎バスの整備や給油だけでなく、教習車の給油なども行ってもいます。それによりドライバーだけでなく指導員も本来の指導に集中できる環境が整いつつあります。

新人ドライバーでも効率的なバス運行ができる

バスキャッチの導入のきっかけを教えて下さい。

バスキャッチのことは他の自動車教習所のWebサイトを見て、こういうシステムがあることは認識していました。
路線送迎だけでなく、ポイント送迎を行うようになってから、受付スタッフと配車スタッフが経験をもとに、知らない場所はGoogleマップで確認して送迎ルートを作成し、なんとか運用していました。
システムを導入すれば効率化できると考えてはいましたが、現状でもなんとか運用できていたことや、システム導入にかかるコストに見合うだけの集客効果が得られるか確信が持てなかったため、人手による配車ルート作成を続けていました。

ただ、会社としては既存のものにとらわれることなく、新しいシステムやチャレンジを行っていこうという方針を打ち出していました。そんな時にVISH株式会社から連絡をもらったこともあり、一気に導入へと話が進みました。

当校は教習システムとしてノイマン自動車教習所システムを利用していますので、教習システムとの連携が取れることも導入を後押ししました。

バスキャッチで翌日の送迎ルートを作成する受付スタッフ

バスキャッチで翌日の送迎ルートを作成する受付スタッフ

手作業で送迎ルートを作成していた頃、バスのドライバーはどうやって送迎ルートに則った運転をしていたのですか。

ベテランだと市内の道を熟知しており、送迎ルートを渡せば地図を見なくともスイスイ行ける者もいました。ただ全員がそこまで熟知していませんので、各人が自分なりの地図を用意するなどの工夫をしていました。メインとなる方面のバスにはカーナビをつけてもらい、事前にカーナビに地点登録しておき、送迎ルートに沿って目的地に指定して、運行するなどの工夫をしていました。ただ、人手と経験に頼る部分は大きく、例えばカーナビを付けたバスが点検に入ると、送迎自体がとても大変になったのは事実です。

現在ではバスにタブレット搭載して、バスキャッチの送迎ルート指示を確認していますね。

そうですね。極端な言い方かもしれませんが、道を知らない新人ドライバーでも、効率的な送迎ルートでバスを運行できます。実際には、渋滞や工事、事故などで遅れが発生することもありますが、バスの走行位置に合わせて教習生に到着のお知らせが配信され、学校でもバスの現在地が分かるため、安心して送迎ができていると感じています。

現在のバス送迎の具体的な路線運用を教えて下さい。

現在は路線送迎とポイント送迎を組み合わせて運用しています。路線送迎は予約なしですが、ポイント送迎のバスに乗る教習生はれんらくアプリでの予約が必要です。
路線送迎は教習所の近辺、盛岡市内、岩手大学との直行便です。この3路線は毎時間とも必ず利用する教習生が大勢おり、路線送迎として時刻表を決めてそれに則って送迎しています。

この3路線以外の6路線はすべてポイント送迎の対応を取っています。また、予約状況により運行時刻が変動しますので、教習生には「オンデマンド運行」と表現しており、Webサイトもその表記を用いています。また、Webサイトには各路線の目安となるポイント名を掲示してありますが、あくまでも目安であり離れた場所でも対応しています。

教習生は皆さんれんらくアプリをインストールして下さいますか。

はい。皆さんアプリを入れることは慣れていますので、特別な問い合わせもなくインストールして使用しています。
また、当校では入校時にれんらくアプリを含め教習予約アプリとオンライン学科教習アプリの3つを入れていただく必要があります。以前はそれぞれ別の用紙で案内していましたが、今では「教習手帳」の1冊にまとめ、今お話しした3つのアプリのインストール方法から、各教習プランの注意事項、技能教習の受講方法、効果テストや検定申し込みなど、卒業検定を受けるまでの流れの把握とチェックが1冊で完結しています。

教習手帳のアプリの説明ページ

教習手帳のアプリの説明ページ

導入は集客につながり、高校生が増加

バスキャッチの導入は、集客効果に結びつきましたか。

バスキャッチの活用を始めてから1年も経っていないため、年間で何名増えたかはまだ明確には言えませんが、確実に集客効果があり、入校生は増えています。特に、子ども世代が減少している中でも高校生の入校が増加しました。以前は、2人で申し込みに来た場合、1人が送迎エリア外だと「他の教習所も検討します」と言われることがありましたが、今ではそのようなことはなくなりました。友だちと一緒に通いたいという高校生のニーズに応えられるようになり、一緒のバスで通学できることで入校者が増えています。また、友だちと一緒でなくても自宅前まで送迎できるため、保護者も安心です。特に、雪の多い冬の朝に保護者が教習所まで送る必要がなくなったことは、確実に集客につながっています。

先ほど路線送迎の頃と比較すると2倍以上の送迎エリアになったとお伝えしましたが、高校生の友だちと通える例なども送迎エリアが拡大し集客につながった証です。送迎バスのルート作成などを手伝うとき、初めて見る住所がたくさん出てきますので、そんな時は送迎エリアの拡大が実感できます。

盛岡南ドライビングスクールの送迎バス

盛岡南ドライビングスクールの送迎バス

集客の柱としてバスキャッチを活用

今後のバスキャッチの活用についてはいかがですか。

秋田県など、さすがに他県まで送迎することは難しいと思いますが、当校で教習を受けたいというご希望があれば、できる限り送迎場所を限定せずに対応していきたいと考えています。こうした柔軟な対応が可能なのも、バスキャッチがあるから。今後も、当校の集客の柱としてバスキャッチを活用していきます。

VISH株式会社並びにバスキャッチのリクエスト、期待などありましたらお聞かせください。

導入前は手作業でなんとかなると思いやっていましたが、実際に導入してみると、想像以上に効率的な運用ができ、送迎エリア拡大、集客につながりました。
使い方や運用方法でサポートが必要なときは、スムーズにご対応いただき助かっています。そして新しい機能や活用のご提案、他校の活用例のご紹介などもお待ちしています。

盛岡南ドライビングスクール様、本日はありがとうございました。

弊社・清陀と中谷雅史様

弊社・清陀と中谷雅史様

盛岡南ドライビングスクール様、本日はお忙しい中貴重なお話をありがとうございました。

バスキャッチでは、Zoomを活用した無料オンライン相談・デモ紹介を実施しております。専門スキルを持ったスタッフが対応いたしますので、どんなことでもお気軽にご相談ください。

取材日時 2025年6月

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