ちよの幼稚園（石川県白山市）

心を育てる教育、課題を見つけ、考え、解決する力を育む環境を作る

　私達の園では、心を育てる教育、課題を見つけ、考え、解決する力を育む環境を作ることを教育目標とし、教職員一丸となって取り組んでいます。　
　
　まずは、挨拶は元気よく、返事はハイ、話を聴く、靴を揃える、姿勢は正しくを実践しています。たったこれだけのことを毎日続けることで子どもは育ちます。
　
　教育というのは、脳をどのように育てるかということです。話を聴くときはには、自分がどういう意識を持って聴くかで脳を目覚めさせます。また姿勢を正して、ハイと返事したり、両手を揃えることで脳の働きを活性化させます。靴を揃えることも、それだけでなく始末をするということを意識できる脳を育てます。１つ１つが生活の中で意識させ、自発的にできる脳を育てることが大切です。保育の中で様々な活動を行いますが、先生の話を聞いている子どもは、どうすればいいか次に何をすればいいか分かるため、どんどん活動が広がります。
　
　言葉による刺激はすべて脳によって受容されます。視覚も聴覚も臭覚、味覚、触覚も、すべて脳で統合されます。そして、コミュニケーションすることでさらに脳で感じ理解されます。つまり、脳はどのような環境におかれどのような刺激を受けるかで育ち方が変わってしまいます。本来持っている能力さえ、環境によって発揮されずに終わってしまうものもあります。 それから、言葉だけでなく様々な体験によって身につけることも大切です。集団で遊んだり、お父さんお母さんと遊んだり、いろんな環境で遊ぶことで、子ども達は学んでいきます。
　
　心が育つ幼児期に幼稚園と家庭がしっかり連携し、人としてのしっかりとした土台作りを育てていきたいと願っています。 すべての子ども達の幸せを願って!学校教育法に基づき、楽しい幼稚園生活を通して明るく心身共に健全な幼児期にふさわしい人間豊かな子どもの育成に努めます。