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コラム

【コラム】習い事「夏の体験レッスン・短期教室」で入会を増やすには? 〜見落とされがちな“申し込み導線”改善のススメ

【コラム】習い事「夏の体験レッスン・短期教室」で入会を増やすには? 〜見落とされがちな“申し込み導線”改善のススメ

目次

夏休みは「体験レッスン」のベストタイミング

夏休みは、子どもたちにとって“新しいチャレンジ”が生まれやすい特別な時期です。学校がないぶん、自由時間が増え、何かを始めてみたいという気持ちが自然と高まります。これは、これまで数多くのスクール運営者が実感してきた“夏ならでは”の傾向ではないでしょうか。

この高いニーズを背景に、多くの教室が「体験レッスン」や「短期教室・短期講習」などの集客イベントを夏に集中させています。一方で、競合も多く、ただ企画を打つだけでは選ばれにくくなっているのも事実です。

特に保護者は、複数の習い事を比較しているケースが少なくありません。「どこが便利か」「すぐ申し込めるか」といった視点で“通いやすさ”を重視している傾向もあります。

体験レッスン集客の“落とし穴”は申し込み導線にある

体験レッスンや短期教室の内容は充実している。にもかかわらず、思ったように申し込みが伸びない。そんなスクールには共通した「見落としポイント」があります。それは“申し込み方法の不便さ”です。

よくある課題を挙げてみましょう。

・電話やメール、対面でしか申し込めない(営業時間外は対応できない)
・申込と支払いが別フロー(申込フォーム+後日現金、または銀行振込)
・キャンセル時の返金や再対応が煩雑

一見小さなことに思えるかもしれませんが、本会員以外の方にとっては、体験レッスンや短期教室は「初めて接点を持つ場」であり、ここでの印象が入会率を大きく左右します。

体験レッスン集客の“落とし穴”は申し込み導線にある

保護者が求めているのは「簡単・安心・すぐできる」申し込み体験

特に共働き世帯や忙しい家庭では、「いかにスムーズに申し込めるか」が非常に重要視されています。

VISH株式会社が2024年に実施した「習い事の入会・継続に関する意識調査」では、保護者の約25.3%が「登録手続きが煩雑で面倒だった」と回答しており、申込時のスムーズさが大きな課題であることが明らかになっています。
また「体験を経て本入会に至る確率が高い」という声も多く、最初の“入口設計”が非常に重要であることがうかがえます。

つまり、申込時の“手間のなさ”と“安心感”が、参加の意思決定に直結しているということです。

たとえば、以下のような流れで申し込めたらどうでしょうか?

1.SNSやホームページで体験レッスンを知る
2.リンク先のフォームで即申し込み
3.その場でクレジットカード決済も完了
4.確認メールが届き、予約完了

時間を問わずスマホで完結し、「申し込んだ!」という安心感と満足感を得ることができます。これは保護者にとって大きなメリットです。

参考:習い事の入会・継続に関する意識調査(VISH株式会社)

参考:習い事の入会・継続に関する意識調査(VISH株式会社)

注目される「申込 × 決済」一体型フォームの導入

最近では、申込と決済が一体になったフォームのニーズが高まっています。

・決済と同時に予約が確定する → ダブルブッキングを防げる
・支払完了で“本気度”が高くなる → ドタキャンが減る
・運営側も「集金」「名簿整理」「出欠管理」などの事務が圧倒的にラクになる
・お金に関わるやりとりが記録に残る → スタッフの心理的負担軽減

スコラプラスの決済付き申込フォームのスマホ操作イメージ

スコラプラスの決済付き申込フォームのスマホ操作イメージ

こうした仕組みは、予約サイトや教室向けSaaSなどで導入が進んでいます。中には、決済手数料が割安なサービスや、LINE通知と連動できるツールも登場しており、教室の規模やニーズに応じて選べる選択肢が増えています。

実際の例:「夏の短期コース × 決済フォーム」で申込数が前年比1.4倍に

たとえば、ある英会話スクールでは「3日間の短期集中レッスン(5,000円)」を、クレジット決済付きのフォームからのみ受け付ける形で実施しました。

SNSで申込ページを案内し、保護者はリンクから即申し込み・決済。結果、以下のような成果が得られました。

・申込数は前年比140%
・無断キャンセルはゼロ
・決済済のため、集金トラブルもゼロ
・終了後の入会率も過去最高水準

「お金を払ったからちゃんと来る」「来たから入会につながる」という"行動の一歩目を支援する仕組み"として、申込導線の改善が大きな成果を生んだ事例です。

申込導線を変えるだけで、夏の集客は変わる

体験レッスンや短期教室の内容に注力するのはもちろん重要です。ですが、同じくらい「申し込みやすさ」も見直す価値があります。

特に“検討期間の短い夏休み”では、「迷っている間に申し込めるかどうか」が勝負の分かれ目です。

・スマホで申込完結できるか?
・事前決済で参加意欲を高められるか?
・保護者の不安を払拭できる情報設計になっているか?

今一度、スクールの申込まわりを見直してみませんか?

※VISH株式会社「習い事の入会・継続に関する意識調査」(2024年発表 ダウンロードリンク
※当社実施の調査アンケート結果/現場ヒアリングより一部引用

「申し込みの入口」こそ、いちばんの差別化ポイントに

競合が増える夏休み。体験レッスン・短期教室という同じ土俵に立つ中で、「どこが選ばれるか」は、教室の見え方・使いやすさ・安心感に左右されます。

特に申込導線は、保護者が最初に体験する“スクールとの接点”です。

もし「申込が増えない」「ドタキャンが多い」「集金が煩雑」と感じているなら、それは導線改善のチャンスかもしれません。

従来の申込と、導線改善後の比較図(ビフォーアフター)

従来の申込と、導線改善後の比較図(ビフォーアフター)

最近では、申込と決済がセットになったフォームをかんたんに導入できるツールも増えてきています。スコラプラスなどのスクール運営支援サービスでもこうした機能が提供されています。

まずは自スクールに合った仕組みを取り入れて、この夏の集客成果をグッと高めてみてはいかがでしょうか。

記事執筆:スコラプラス編集部 大竹

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