導入の目的は「量的軽減」でした
結果的に「質的向上」につながりました

レアルマドリード・ファンデーション・
フットボールスクール・ジャパン
代表 増田稿平氏

レアルマドリード・ファンデーション・フットボールスクール・ジャパンは全国に7つのスクールを展開し、約760名の子どもたちが指導を受けています。「バスキャッチ・スクール管理システム」の導入と活用について、代表の増田稿平氏にお話を伺いました。

レアルマドリード・ファンデーション・フットボールスクール・ジャパン

レアル・マドリード公認の
フットボールスクール

  • レアルマドリード・ファンデーション・フットボールスクール・ジャパンについて教えてください

    サッカー、スペインリーグの強豪レアル・マドリードC.F.が設立した財団、レアル・マドリード財団(Fundacion Real Madrid:以下レアル財団)と、私が代表を務める一般社団法人グローバル・フットボール・マネジメントとがスクール事業に関するライセンス契約を締結し、「レアルマドリード・ファンデーション・フットボールスクール」を2012年8月、沖縄県石垣島で開講しました。当初は社会貢献活動としてスタートしましたが、2017年7月の愛知豊田校の開校からテクニカルスクールとなりました。

    レアル財団は、年間150ヵ国以上で短期キャンプを開催していますが、常設通学型のスクールは世界に4か国しかありません(スペイン除く)。日本国内では、沖縄宜野湾校(沖縄県宜野湾市)、横浜山手校(横浜市)、愛知豊田校(愛知県豊田市)、千葉長柄校(千葉市)、東京足立校(東京都足立区)、埼玉八潮校(埼玉県八潮市)、宮崎都城校(宮崎県都城市)の7校があり、全スクールを合わせると約760名のスクール生が在籍しています。

    コーチはレアルマドリード・ファンデーションが持つ育成メソッドを十分に習得した日本人コーチが主に指導していますが、年間合計約8ヵ月間は、マドリードよりレアルマドリード・ファンデーション所属のスペイン人コーチ(以下レアル派遣コーチ)が来日し、各校を巡回して指導しています。

    当校は、各地を巡回するキャンプ方式の短期スクールではなく、年間を通して永続的に開校する「常設スクール」です。 開校する地域の発展、そこで暮らす子供たちの成長、さらには、スクール生の受講料の約3割(年間約1250万円)は、レアル財団を通じて世界の恵まれない国(アフリカやエルサルバドルなど)のサッカー教室の運営資金に寄付させていただいており、様々な形で社会への貢献を目指しています。

  • レアルマドリード・ファンデーション・フットボールスクール・ジャパンで練習する子どもたち レアルマドリード・ファンデーション・フットボールスクール・ジャパンで練習する子どもたち

メール配信と
欠席・振替に課題

  • バスキャッチ・スクール管理システム(以下バスキャッチ)導入の経緯を教えてください。

    バスキャッチを導入した理由は、大きく分けて2つあります。1つ目はメール配信、2つ目は欠席と振替の管理です。

    以前からメール配信を行っていましたが、セキュリティシステムの強化に伴って、メール配信エラーになることがかなり多くなりました。セキュリティもスマートフォンや携帯電話の端末によるものと、携帯電話キャリアによるものがあり、年々厳しくなっています。例えば、○日○時から申込開始というメールが届いたり届かなかったりでは、お客様にとっては不公平な扱いをされたことになってしまいます。そこで、確実にメールを届けられる手段としてアプリの導入を検討しました。

    欠席と振替では、当スクールはどんな理由であっても欠席した場合は、振替を取ることが出来ます。ただし、それは権利ではなくて、クラス定員に空があれば振替を取ることが出来るサービスとして提供しています。1クラスの定員は14名のため、1名欠席が出たら、1名振替が入れるという仕組みです。ただ、欠席と振替の管理は手作業で行っており、スタッフの大きな負担となっていました。

    そこでこれらの課題を解決できるシステムはないかと探しました。

    以前はどのようなやり方で欠席と振替の管理を行っていたのでしょうか。

    Googleドライブを使って、一覧表を作り管理していましたが、ほぼ人海戦術です。振替を希望するメールや電話に対して、「○○校の○曜日の第何コマは1名欠席だから、振替が取れます」ということを、お客様の希望に併せて、調べて解答していました。これはメールや電話を受けた担当者が自分で校舎別の各クラスの一覧表と、そこに記載された欠席者数を見比べて、振替可能かどうかを判断していました。ただ、コーチが出席確認のミスをしていると、お客様と一覧表との間で齟齬が発生してしまうこともありました。欠席も同様にメールや電話による連絡を一覧表に記入して管理していました。

  • 「量的軽減」をめざしましたが「質的向上」が図れました、と代表の増田稿平氏

アプリを通じて解決出来ると判断し
導入を即決

どのような方法でシステムを探されたのですか。

知人に紹介してもらったり、ネット検索をしたりして、まず3つのシステムを検討しました。説明を聞きに行ったり、見積りも取りましたが、みな帯に短し襷に長しで、しかも見積は高額でした。導入費用も高いし、ランニングコストも高い。「サッカースクール」というキーワードで検索をすると、そういうシステムしか出て来ませんでした。そこで、何か別なキーワードで出てくるシステムはないかといろいろな言葉を試しました。

結果として「スイミングスクール」で検索して、バスキャッチに辿り着きました。

ただ、最初はバス運行システムだと、うちにはバスはないから関係ないなと思いました。また、スイミングとサッカーは違うから大丈夫かな、とも思いました。よくよくバスキャッチのWebサイトを見ると、バスは使わなくてもよさそうなことが分かり、連絡を取って提案を受けたのが2018年春でした。

バスキャッチの提案に対してどのように思われましたか。

提案をお聞きして、当時の課題であるメール配信と欠席・振替については、アプリを通じて解決出来ると判断し、ほぼ即決で導入を決めました。

即決された理由を教えてください。

やはりそこに至るまでのストレスの大きさと、それを解決出来る道筋が見えたからですね。メールに関しては、届く人と届かない人がいて、届かない人に電話連絡すると届いていることも多々ありました。エラーメッセージが出る方が特定の人、つまり毎回同じ人だったら対応の仕方を考えられますが、毎回違っていて、規則性がありませんでした。欠席と振替は人海戦術でしたので、負担の大きさはいうまでもありませんでした。

実際にバスキャッチを導入するプロセスに関してはいかがでしたか。

VISHさんに手伝ってもらいましたから、導入については大変ということはありませんでした。

実際にたいへんだったのは、年度代わりに伴うクラス登録です。3月に「来年度(4月から)のクラスをどうされますか」とお客様にお聞きするのですが、すぐに決めてくださる方もいれば、4月になってみないとわからないという方もいらっしゃいます。当スクールは年齢でクラスを分けており、それが2年単位です。2年に1度は必ずクラスが変りますので、毎年半数のクラス変更があります。また、クラスだけでなく開催する曜日・時間帯もクラスによっては複数出て来ます。このクラス登録をきちんと行わないと、お客様にアプリを通じて欠席・振替を連絡してもらうことが出来ませんので、年度変わりのクラス登録が一番大変でしたね。

結果的に「質的向上」につながった

  • 現在、バスキャッチをどのように活用していますか。

    スクール管理機能、メール配信とWEB欠席・振替連絡を中心に活用しています。メール配信はほぼ毎日行っており、内容は天候による練習中止のお知らせ、受講料のお知らせ、合宿やスペイン遠征のお知らせまで多岐に渡っています。

    また、最近ではアンケート機能もよく使います。例えば、合宿や海外遠征の希望、選手の来日にあわせての調査も、アンケートで気軽に希望をお聞きしています。

    バスキャッチの導入効果、評価を教えてください。

    バスキャッチ導入後は、欠席や振替のメールが無くなったため、それに伴う事務作業は10分1になりました。それはメール配信のエラーメッセージへの対応作業も同様です。 事務作業が軽減したおかげで、お客様への対応に関しては「質的向上」が図れたと思います。問い合わせや入会相談への対応や、大事なメールへの対応にきちんと時間を取ることが出来るようになりました。

    バスキャッチを導入した元々の目的は「量的軽減」でしたが、結果的に「質的向上」につなげることができました。

  • 年間合計8ヵ月はレアル派遣コーチが指導を行う

バスキャッチの機能を使って
情報の一元化を進めたい

今後、どのようにバスキャッチを活用していく予定ですか。

現在コーチは全国で27名いますが、近々全校に、各校1台のタブレットを配布する予定です。 現在は、紙に出力したものを見ながら、出欠確認をして、練習後に入力していますが、その場で出来るようにしたいと考えています。紙に出力したものだと、体験の方の名前がもれてしまう場合もあります。すると、その体験の方は名前を一度も呼ばれないまま終わってしまうかもしれません。期待して体験に参加してくれた方に対して、とてもかわいそうなことをしてしまいかねないのです。そうした人的ミスも、タブレットを配布して、その場でバスキャッチで確認することで、防ぐことが出来ると考えています。また、誕生日もわかりますから、「今日は○○さんの誕生日です」と伝えることも可能です。指導の現場でもバスキャッチを使うことで、適切なコミュニケーションが取れ、質的な向上につながっていくと期待しています。

そして申込書や体験の申し込みも、バスキャッチの機能を使って一元化できるように取り組んでいきたいと考えています。さらに、会費管理・口座引落に関しては現在別のシステムで管理しており、その結果をバスキャッチに入力していますが、こちらの一元化も進めていきたいと計画しています。

ちなみに、最初に関係ないと思ったバスの運行システムですが、いくつかのスクールではバスの送迎を開始しています。まだ、バスも台数も少なくので必要を感じていませんが、こちらを検討するときが来るかもしれませんね。

最後にバスキャッチ及びVISHへのご要望などありましたらお願いします。

いろいろなリクエストに対して、スムーズに対応してくださり、感謝しています。今後もリクエストに対して、真摯に対応してくれることを期待しています。

また、バージョンアップにコストが発生しませんし、ランニングコストも安いので、バスキャッチはこれまで苦労していた他のサッカースクールにも勧めやすいですね。

レアルマドリード・ファンデーション・フットボールスクール・ジャパン様、本日はお忙しい中、
貴重なお話をありがとうございました。

レアルマドリード・ファンデーション・フットボールスクール・ジャパン
http://frmjapan.com
取材日時
2019年7月
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