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スクールバスシステムの選び方 ー 失敗しない比較ポイント7つ

スクールバスシステムの選び方 ー 失敗しない比較ポイント7つ

目次

近年、送迎バスでの置き去りなど痛ましい事件が相次ぎ、2023年4月から幼稚園・保育園・特別支援学校などの送迎バスへの安全装置設置が法律で義務化されました。小・中学校や放課後児童クラブは安全装置の設置義務はないものの、これまで以上に高いレベルの安全管理体制が求められています。

いざ子ども達の安全や業務効率化のためにシステム導入を検討しても「どのシステムが合うのか分からない」と、頭を悩ませている教職員の方も多いのではないでしょうか。

この記事では、スクールバスシステム選びで比較検討したい7つのポイントを解説します。子ども達の安全向上と教職員の皆さまの業務負担軽減を両立するために、ぜひお役立てください。

スクールバスシステムが注目される理由

スクールバスシステムが注目される理由

子ども達の安全確保と教職員の業務効率化の課題を解決する有効な手段として「スクールバスシステム」の導入が急速に進んでいます。

まずは、なぜスクールバスシステムが注目されているのか、3つの理由を紹介していきます。

ヒューマンエラーのリスクを減らす

スクールバスシステムの必要性が高まっている大きな理由の一つに、法律による置き去り防止安全装置の設置義務化が挙げられます。過去に起きたバス置き去り事故を受け、2023年4月から送迎バスへの安全装置の設置が義務付けられました。

現在は幼稚園や保育園、特別支援学校などで安全装置の設置義務がありますが、小・中学校や放課後児童クラブでは降車時の点呼などによる確認のみ義務化されています。

ただ、目視や点呼による確認はヒューマンエラーが起こるリスクはゼロではありません。スクールバスシステムを活用することで、ヒューマンエラーのリスクを減らし、安全なバス運行につながります。

保護者の安心と信頼を得る

毎日の送迎で「いつもよりバスの到着が遅いけど、何かあったのだろうか」など、保護者が不安を感じることもあるでしょう。

GPSを利用してバスの現在地をリアルタイムで確認できたり、バス乗降車時にQRコードを読み取って児童生徒のバス乗車状況を確認できたりするバスシステムを利用すれば、不安が解消されます。悪天候や交通渋滞での遅延もアプリを通じて一斉に通知できるため、電話連絡が繋がらないという事態も防げます。

情報提供をこまめに行うことで、保護者の満足度が上がるため、結果的に学校との信頼構築にも良い影響を与えられるでしょう。

教職員の業務負担を大幅に軽減

スクールバスの運行管理は、保護者からの欠席・遅刻・早退連絡の電話対応、乗車名簿の作成、乗務員への情報共有などの煩雑な業務が集中しがちです。スクールバスシステムを導入すると、運行に関わる業務の多くを自動化し、教職員の負担を大幅に減らせます

たとえば、保護者がアプリから欠席連絡を入力すると、リアルタイムで乗務員や管理者に共有されるため、朝の忙しい時間帯の電話対応に追われる必要がなくなります。

バスのルート設定や生徒児童の乗降場所の管理もシステム上で一元化できるため、ミスが起こりにくく、バス業務に充てていた時間を他の業務に充てられることは大きなメリットです。

スクールバスシステムを選ぶための比較ポイント7つ

スクールバスシステムを選ぶための比較ポイント7つ

スクールバスシステムは多くの会社から展開されており、サービス内容はさまざまです。
この章ではスクールバスシステムを選ぶときに比較したいポイントを7つ紹介します。

比較ポイント1:機能の網羅性

まずはスクールバスシステムの基本機能をチェックしていきましょう。単に機能の数を比べるのではなく、学校様それぞれの課題を解決できる機能が備わっているかという視点が大切です。

GPSでのバス現在地確認機能

バスの現在地がスマートフォンなどから確認できる機能で、バスの位置を地図で分かりやすく見られるため、保護者の安心感に繋がります。

〈確認したいポイント〉

  • バスの位置情報がどのくらいの頻度で更新されるか
  • 地図の見やすさ
  • バスの遅延状況がわかりやすく表示されるか

乗降管理機能

子ども達の安全を守るうえで重要な機能です。子ども達や教職員の皆さまが操作しやすく、置き去りや乗り間違えなどのトラブル時に通知機能があるかなどがポイントです。

〈確認したいポイント〉

  • 乗車状況をどのように確認するのか(ICカードやQRコードなど)
  • 出席予定の子どもが乗車していない、バスの乗り間違いなどのトラブル時に通知で知らせるなどの機能があるか

遅延や欠席の連絡機能

連絡機能は教職員の皆さんの業務負担軽減に大きく貢献します。朝の電話対応の時間を大幅に削減できるだけでなく、連絡の聞き間違いや伝え漏れといったミスも防げます。

〈確認したいポイント〉

  • 保護者が欠席やバス不要の連絡を手軽に行えるか
  • 情報が管理者や乗務員に自動で共有される仕組みになっているか

比較ポイント2:料金体系と費用

システムの費用は、導入時だけでなく長期的に発生します。導入コストだけでなく、継続的に発生するコストをしっかりと把握することが失敗しないための鍵となります。
また、児童生徒数やバスの台数に応じた従量課金制か、定額制かによっても費用が大きく異なります。特に従量課金制は最低金額が安価でも、児童生徒数によっては金額が大きく上がるケースもあるため、よく確認しましょう。

〈確認したいポイント〉

  • 月額費用は従量課金制か、定額制か
  • GPS車載器などの専用端末代

比較ポイント3:アプリの操作性と使いやすさ

教職員や乗務員、保護者が使いやすいシステムアプリを選びましょう。会社によっては無料使用期間を用意しているので、実際に管理画面やアプリを操作してスムーズに使えるかを試してみてください。

〈確認したいポイント〉

  • スマートフォンやパソコンの操作に不慣れな人でも操作ができるか
  • 誰にでも分かりやすい・見やすいアプリデザインか

比較ポイント4:サポート体制の充実度

分からないことがあったり、急なトラブルが起こったりしたときに、素早く丁寧に対応してくれるサポート体制があるかは非常に重要です。

〈確認したいポイント〉

  • トラブル時の問い合わせ方法(電話・メールなど)
  • サポート対応の曜日と時間
  • 導入時に初期設定や操作説明会を行っているか

比較ポイント5:セキュリティ対策

スクールバスシステムは、児童生徒の氏名や写真、保護者の連絡先といった個人情報を取り扱うため、万全なセキュリティ対策が講じられているかは大切なポイントです。情報管理に関する、次のような認証を受けている企業のサービスを利用すると安心です。

〈情報管理に関する認証〉

  • ISMS認証を取得しているか
  • プライバシーマークを取得しているか
  • セキュリティ性が高く信頼できるサーバーを利用しているか

比較ポイント6:他システムとの連携

名簿や他のシステムのデータ連携が可能かも確認しておくと良いでしょう。連携できると二重入力の手間が省け、さらなる業務効率化につながります。将来的な機能の拡張性も視野に入れ、チェックしておきたいポイントです。

〈確認したいポイント〉

  • 名簿の情報をCSVファイルで取り込めるか
  • API連携で他のシステムと自動的に同期できるか

比較ポイント7:導入実績と評判

システムの導入実績は、信頼性を測る一つのバロメーターになります。導入を検討している学校様と似た地域・種別(小学校、中学校など)・児童生徒数の施設での事例があれば、導入後の運用イメージが湧きやすくなるでしょう。近隣にシステムを導入している施設様があれば、話を聞いてみることも一つです。

スクールバスシステムで注目すべき「乗降管理機能」

スクールバスシステムで注目すべき「乗降管理機能」

スクールバスシステムにはさまざまな機能がありますが、注目したいのが「乗降管理機能」です。子ども一人ひとりの乗り降りを正確に記録・管理する機能で、昨今注目されている置き去りの防止だけでなく、日々のバス運行の安全性を向上させ、保護者の安心と満足度に繋がります。

置き去り防止だけではないメリット

乗降管理機能は、児童生徒のバス乗降をQRコードなどで管理し、置き去りを防げるのはもちろん、教職員の毎日の業務も効率化できます。
児童生徒のバス利用は、出席状況や学童クラブの利用の有無によって日々変わります。出欠連絡情報が反映される乗降管理システムを利用すると、出欠席情報とバスの乗降情報をまとめて管理できます。また、アプリ等から連絡を受けつけることで、朝の電話対応が格段に減り、教育業務に集中できることもメリットです。

ヒューマンエラーを防ぐ仕組みづくり

「ダブルチェックをしているから大丈夫」「長年のベテラン乗務員だから安心」といった、人の注意力に依存した安全管理には限界があります。どんなに細心の注意を払っていても、日々の繰り返しの中で見落としや確認漏れが発生する可能性はゼロではありません

乗降管理機能を導入すると、システムを活用してミスが起こりにくいスクールバス運行が実現できます。システム上で乗車予定の子どもと、実際に乗車した子どもの情報が自動的に照合されるので、バスの乗車状況がすぐに分かり、事故防止につながります。ヒューマンエラーを防ぎ、より確実な安全体制を築くことで、保護者の信頼も構築できます。

【乗降管理機能つき】Chimeleeのご紹介

【乗降管理機能つき】Chimeleeのご紹介

子ども達の安全確保や保護者の安心、教職員の負担軽減には乗降管理機能がついたスクールバスシステムが非常に役立ちます。

バスの乗降管理機能がついた、学校向けクラウドサービスのChimelee(チャイムリー)をご紹介します。

子ども達の安全を守りながら教職員の負担を軽減

Chimeleeは毎日の保護者連絡やバス管理業務をデジタルの力で効率化し、子ども達の安全を守りながら、教職員の皆さまの負担を軽減する、教育機関向けのクラウドサービスです。

バス運行に関する機能では、バス名簿作成・乗降車管理・バス位置情報配信に対応。さらに保護者からアプリを通じて届いた欠席・遅刻・早退の連絡が、自動でバス名簿に反映されるので、名簿作成ミスや連絡伝達ミスを防げます。

保護者へのメール・お知らせの配信や子ども達の登下校管理などもでき、教職員の皆さまの業務負担軽減につながります。

バスの乗降通知で保護者の安心感にもつながる

Chimeleeでは、子どもがバスに乗り降りした際に保護者へ通知が届きます。
QRコードの打刻もしくは乗務員側でのカウントなど、学校の運用に応じて打刻方法を選択することも可能です。

バス運行の安全管理と保護者の不安軽減をサポートします。

Chimeleeが選ばれる3つの理由

全国の小中高等学校、特別支援学校などの、様々な教育機関でChimeleeをご活用いただいている理由を3つ紹介します。

理由1:シンプルな操作性と多機能のサービス

ChimeleeはパソコンなどのIT機器の操作に慣れていない人が、直感的に使えるデザインを考えて設計されていることが特徴です。パソコン・タブレット・スマートフォンなどのデバイスに問わずに対応しているので、多くの保護者が利用しやすいサービスになっています。
また、バス運行と施設運営に必要な次の機能がバランス良く搭載されています。

Chimelee 機能紹介:https://www.buscatch.com/chimelee/func/

理由2:導入しやすい料金プラン

Chimeleeはスタンダードプラン・プレミアムプランともに、初期費用が無料。生徒数に応じて料金が変わる従量課金制の会社が多いなかで、Chimeleeは定額制を採用しているため「費用を格段に抑えられる」と好評です。
一番安価なスタンダードプランは月額9,900円で利用でき、保護者との連絡に必要な機能は十分に備わっているため、安心してご利用いただけます。スクールバス運行がある学校向けには「バス位置情報配信」のオプションプランがあります。

Chimelee プラン・料金:https://www.buscatch.com/chimelee/price/

理由3:豊富な導入実績と高い継続率

Chimeleeを提供しているVISH株式会社は、これまで幼稚園や保育園、学校向けに業務支援システムやバスの位置情報配信サービスを提供してきました。幼保向け「園支援システム+バスキャッチ」の利用を含めると、全国2,800以上の施設が支援システムを導入し、2024年4月末時点で97.9%の施設様が継続して利用しています。
実績を踏まえて「安心して導入を決められた」というお声もいただいています。

Chimelee 導入実績・お客様の声:https://www.buscatch.com/chimelee/voice/

まとめ:システムを活用して安全にバスを運行しよう

この記事では、スクールバスシステムの選び方について、7つの比較ポイントや乗降管理機能などを詳しくご紹介しました。システムを日々の業務で活用することでヒューマンエラーのリスクを減らし、より安全なバス運行体制を築けます。

システムを上手に取り入れることで、子ども達が安全に登下校でき、教職員が本来の教育活動に集中できる環境が整います。より安全なスクールバス運行を実現するために、ぜひシステム導入を前向きに検討してみてください。

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