導入実績

新潟青陵幼稚園(新潟県新潟市)

『子どもが誕生してから、最初の7年は、その後の何十年よりも、重大な意味を持ってその後を決定していく』

ルドルフ・シュタイナーは、幼児期の教育が、いかに重大な意味を持つかについて上記のように言っています。
大切な幼児期に必要なこと、それは、子どもたち一人ひとりが人格を尊重され、愛され安心して過ごすと、そして、発達に即した環境の中で、豊かな想像性・創造力を発揮し、意欲を持って主体的に遊ぶことです。・・・幼稚園教育要領には、「幼児の自発的な活動としての遊びは、心身の調和の取れた発達の基礎を培う重要な学習であることを考慮して、遊びを通しての指導を中心としてねらいが総合的に達成されるようにすること」とあります。幼児期の遊びはとても重要です。
幼児期は、模倣をとおして、どのようなことも吸収していくという特徴があります。ですから、子どもの身の回りには、美しいもの、やわらかくあたたかなもの、芸術的なもの、自然の素材のもの、そして何より大切な模倣の対象となる・よいモデル・としての保育者の存在が重要になります。
テレビ、ビデオ、ゲーム等々、メ ディア機器による子どもへの害も深刻になってきています。このような現代にこそ、本来人間にそなわっている能力を使うことができる環境、人と人とが心の深いところでつながる豊かな人間関係を結ぶことができる環境、そして自然に触れて感性をめざめさせる環境が必要なのです。子どもたちが、健全に育つために、欠かすことのできない環境です。
幼い頃に、友だちと一緒に十分に満足して遊んだ子どもは、勤勉な大人になるといわれています。また意欲をもって主体的に遊んだ子どもは、大人になったときに 自分の意志をはっきりと持ち希望を持って人生を歩むといわれています。そして、十分に遊んだ子どもたちが、やがて親になったときには、子どもの心を理解することができる親になるともいわれています。子どもの遊びは、人格をつくる真剣な仕事なのです。子どもたちが子どもらしく十分に遊び、保育者の温かなまなざしと温かい導きのもと、“人格の基礎”を形成していきます。

  • 新潟青陵幼稚園の写真
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住所
新潟県新潟市中央区水道町1-5939
連絡先
025-266-8674
URL
http://www.n-seiryo.ac.jp/yochien/