システム化できるところは任せ、人にしかできない指導・接客に集中する。
創業65年の老舗スイミングクラブがスコラプラスを選んだ理由。
大泉スワロー体育クラブ様
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東京都練馬区を拠点に、創業65年を迎えた大泉スワロー体育クラブ。体操教室から始まり、水泳・トランポリンへと発展し、現在では約1,780名の会員を擁する地域密着型の総合スポーツクラブです。
スコラプラス導入以前は、以下のような課題を抱えていました。
・メール配信に何時間もかかるなど事務作業の非効率
・電話対応の多さによるフロント業務の煩雑さ
・旧システムの操作性・利便性への物足りなさ
今回は代表の三宅泉様と専務取締役の三宅正晃様に、導入の経緯から具体的な効果、そして業界全体への思いまでお話を伺いました。
この施設の導入効果
- 振替の管理が楽になった
- 電話が0になった
- 心の余裕が生まれた
目次
◆大泉スワロー体育クラブについて
スイミングのレッスンの様子
まずは、大泉スワロー体育クラブさんについて教えてください。
三宅 泉様
大泉スワロー体育クラブは、1961年に東京都練馬区で私の父が創設した、日本初の民間スポーツクラブです。
「戦後復興への貢献を」「21世紀を担う青少年を育成する」という父の想いから、当初は近所の子どもたちを集めた早朝マラソンや体操教室から始まりました。
現在では、体操・水泳・トランポリンの3種目をメインにしながらも、幼児教育の七田式教室や、ダンス・バレエなど幅広いレッスンを提供しています。
指導面で心がけていることを教えてください。
三宅 泉様
私自身、長く水泳を続けてきました。だからこそ、子どもたちに「生涯にわたってスポーツを好きになってもらうこと」は大切にしています。
『楽しい』『好き!』という気持ちがないと、どんな習い事も続けられないですよね。
ただレッスンでは、楽しさだけでなく、けじめも大切にしています。
怪我につながりますし、子どもたち自身も「なんでもOK」より「メリハリがある」方が充実した楽しさが味わえますから。
施設づくりで特に大切にされていることはありますか。
三宅 泉様
安全性は絶対に妥協できないと考えていますね。
父は関東大震災を経験しており、私自身も東日本大震災を経験しています。
そのため、クラブの建物を建てた際には、建設段階から地盤調査や杭工事など、安全性を最優先に整備してきました。
「お子様を安心して預けられる環境」を第一に、25mプールには塩と水から生成される優れた殺菌力を持つ「アクアモスシステム」という肌にやさしい軟水システムを導入しています。
高い衛生管理と快適な水質を両立し、お子様が安心して泳げる環境づくりに努めています。また、体操エリアには床埋め込み式の競技用トランポリンを設置するなど、安全性を最優先に施設整備を行っています。
今の保護者の方は、安全性はもちろん、清潔感も気にされる方が多いです。
その目に応えられる施設づくりは、これからもいっそう大切にしていきたいですね。
◆現在のスイミング業界を取り巻く環境
業界全体として、現在どのような状況にあるとお感じですか。
三宅 泉様
人件費の高騰に加え、施設の老朽化など、スイミングクラブを取り巻く環境は年々厳しくなっています。
一方で学校水泳の民間委託が進むなど、新たな役割も求められています。
だからこそ、安心・安全な指導環境を維持しながら、地域から選ばれるクラブであり続けることが大切だと思っています。
水泳は命に直結する習い事だと思っています。お子さんが水難事故に遭った時に浮いて待っていられるかどうか、それだけで全然違いますよね。
安心・安全な指導環境を守るためのコストについて、行政の方々とも一緒に考えていきたい。
スイミングクラブ協会の委員会でも持続可能な運営に向けた話し合いを重ねています。
三宅 正晃様
少子化で子どもの数が減っていることは事実ですが、1人の子どもにかける教育費は拡大傾向にあります。
だからこそ「選ばれるクラブ」になれるかどうかが、生き残りの分かれ目だと思っています。
業界として、これから大切になることは何だとお考えですか。
三宅 泉様
私たちの業界は、機械化できない部分がたくさんあります。人が体を使って指導する、その場で声をかける……そこにこそ、スポーツクラブの価値があると思っています。
だからこそ、人が介在する部分に全力を注げる環境を、クラブとして整えていかなければと思っています。
三宅 正晃様
一方で、事務作業や連絡業務など機械化できるところはシステムに任せて、スタッフが「人にしかできない指導や接客」に集中できるようにする。
DXは効率化ではなく、人にしかできない仕事へ時間を使うためのものです。
スコラプラスを導入したのも、まさにその考えからです。
代表取締役の三宅泉様は、一般社団法人日本スイミングクラブ協会の会長を務められています。
◆スコラプラスを導入した経緯
以前はどのようなシステムをお使いだったのでしょうか。
三宅 泉様
12〜13年間、別のシステムを使い続けていました。長年使い慣れた分スタッフも親しんでいたのですが、課題も積み重なってきていました。
一番の問題は費用です。
施設の運用に合わせてシステムの設定を変更しようとすると、その度にコストが発生して。
「これをこうしてください」とお願いするたびに費用がかかる状態でした。
三宅 正晃様
保護者の方向けのスマホの操作画面についても、時代の変化とともに少しずつ合わなくなってきているのを感じていました。
今の保護者の方たちは美容院の予約もスマホアプリで済ませるのが当たり前です。
最近のアプリやサイトに慣れた方は、操作に戸惑われる場面も増えていて。
振替や欠席もシステムで受け付けていたのですが、「操作が煩雑で、電話しちゃいました」という会員の方が多く、二度手間が発生していました。
スコラプラスを知ったきっかけは何でしょうか。
三宅 正晃様
先輩が経営するクラブで、会員管理システムとしてスコラプラスを使っているという話を聞いたのが最初のきっかけです。
当クラブで導入している別のシステム担当者さんからも、会員管理ならスコラプラスが使いやすいと教えてくださって。
「操作性も評判がいいですし、どんどん機能追加や画面の改善をしてくれるサービスですよ」と後押ししていただき、安心感につながりました。
三宅 泉様
複数のシステムを比較検討しましたが、「スコラプラスの方がいい」とはっきり背中を押してもらえたことが決め手になりましたね。
信頼できる方からの推薦だったので、ほぼ即決でした。
他社と比較検討する中で、決め手になったポイントはありますか。
三宅 正晃様
コスト面の安心感はやはり大きかったです。
他社システムは初期費用とは別に追加で運用費が発生するという話も聞いていて。
スコラプラスは初期費用がなく、機能アップデートなどは無償と聞いて、コストの心配が少なくてありがたいと感じました。
一番の課題だった、お客様側の操作についてはいかがでしたか。
三宅 正晃様
システムの説明を聞くと、お客様側の操作はアプリで完結するということでした。
ちょうどアプリが新しくリニューアルされて、今時の画面デザインになるということで、アプリ刷新のタイミングで導入を決めました。
お客様側での画面の使いやすさと、コストパフォーマンスの両方で納得できましたね。
れんらくアプリトップページのイメージ
導入のスケジュールはどのように進みましたか。
三宅 泉様
スコラプラスの担当者と打ち合わせを重ねながら準備を進め、昨年の6月、夏休み前のタイミングでシステムを切り替えることができました。
会員の方全員に「システムが変わります」とご連絡し、新しいカードもお送りして、誰一人取り残されることがないよう、スタッフ全員で連携しながら進めました。
◆フロントの電話対応がほぼゼロに。振替や請求管理の煩雑さも解消
フロントの様子
実際に導入して、最も大きく変わったことは何でしょうか。
三宅 泉様
一番大きい変化は、フロントの電話応対が格段に減ったことです。
以前は振替・欠席・休会の連絡を全部電話で受けていました。お知らせをお伝えするときも、対象者が30人いれば30人全員に電話をかけることがありましたし、未収金のある方を毎回チェックしてプリントアウトして電話をかけて……という作業もありました。
今はお知らせで電話をかける作業は、ほぼなくなったと言っていいんじゃないでしょうか。
三宅 正晃様
予約・変更・振替・休会がアプリで完結するようになったので、お客様側もとても使いやすくなりました。
入会時の情報入力もご自身でしていただけるので、入力ミスが減りましたし、手続きもスムーズになりました。
振替取得時のアプリ画面イメージ
メール配信の業務も大きく変わったと聞きました。
三宅 泉様
以前は本当に大変でした。会員データをメールソフトに取り込んで配信する形式だったのですが、処理に何時間もかかるんです。
「配信中はパソコンを触らないでください」という張り紙をして、夜に処理をさせて翌朝確認するのが当たり前でした。
しかも配信後にメールが届いていない方を一人ひとり確認して、全員に電話をかけて「迷惑メールフォルダを確認してください」とお伝えする作業もあって。
今はアプリのプッシュ通知で瞬時に届くので、時間と手間が大きく変わりますね。
三宅 正晃様
緊急連絡もアプリから届きますし、お手紙のPDFを添付して配信することも簡単にできます。
お知らせ配信に関わる業務は本当に劇的に変わりましたね。
お知らせ配信のアプリ、管理画面操作イメージ
月謝計算や休会対応についてはいかがでしょうか。
三宅 正晃様
会員情報と請求情報をスコラプラスで一元管理できているので、とても楽です。
保護者の方の申し込み情報に紐づいて、請求に自動反映されるのがメリットですね。
以前は複数種目を受講している会員の方の月謝を、変更のたびに手動で打ち直す必要があったのですが、今はシステムに登録されている会員データに基づいて自動計算してくれます。
休会希望も保護者の方がアプリから申請できるようになったので、フロント対応がさらに減ると期待しています。
システム切り替えにあたり、スタッフの方への浸透はいかがでしたか。
三宅 泉様
10年以上使い続けたシステムからの切り替えですから、スタッフみんなで新しい操作を覚えていく時間が必要でした。
「ここはどう使えばいいんだっけ?」と確認し合いながら、分からないことはその都度スコラプラスのサポートへ問い合わせて。
ありがたかったのは、スコラプラスのサポートの方が本当に誠実に、細かい質問にも素早く答えてくださったこと。
大変だったと思うのですが、毎回丁寧に対応していただいて。みんなで教え合いながら、だいたい1年かけて全員が慣れてくれました。
◆スコラプラスで「本来の指導」に集中できる環境を実現。今後の展望
今後、スコラプラスをどのように活用していきたいですか。
三宅 正晃様
レジ機能やクレジットカード決済まわりをもっとうまく活用できたらと思っています。動画連携の機能も将来的に使えたら嬉しいですね。
スコラプラスは機能が豊富で、まだ使いこなせていない機能がたくさんあるので、少しずつ取り組んでいきたいです。
導入を振り返っての率直な感想をお聞かせください。
三宅 泉様
一番の成果は、フロントの煩雑さがなくなったことです。それを目指してシステムを導入したので、目標は達成できたと思っています。
三宅 正晃様
電話応対や事務作業が減った分を、単純な人員削減には使いたくないんです。
その時間でお子様への対応やお客様とのコミュニケーションを充実させる方が、クラブの価値向上につながると考えています。
「機械化できるところはシステムに任せ、人にしかできないことに集中する」。そのために導入したシステムですから。
スタッフが余裕を持って子どもたちに向き合えるようになることが、一番の願いですね。
体操教室のレッスンの様子
最後に、同じような課題を持つクラブへメッセージをお願いします。
三宅 泉様
同じようなことで悩んでいる方、これから変えようかなと迷っている方には、「まず電話してみてほしい」と伝えたいですね。
わからないことがあれば何でも答えてくれるサポート体制が整っているので、安心して大丈夫だと伝えたいです。
当クラブにも、デジタルに苦手意識のあるスタッフがいましたが、今ではみんな日常的に使っています。
「最初は不安でも、みんなで助け合いながら慣れていけますよ」と自信を持って言えますね。
今回、取材にご協力いただいた大泉スワロー体育クラブ 代表取締役の三宅泉様(左)と専務取締役の三宅正晃様(右)
大泉スワロー体育クラブ様、本日はお忙しい中貴重なお話をありがとうございました。