導入実績

樫の実幼稚園(東京都武蔵野市)

樫の実が成長し大木となるために、太陽の光や水分などが必要であるように、幼児の成長のために家庭と幼稚園でしっかり教育することが大切と考えています

昭和15年(1940年)頃、当園付近には一面原っぱと麦畑が広がっていて、沢山の「ひばり」が囀っておりました。当園はその鳥の名を採って5月5日「ひばり幼稚園」の名で開園いたしました。初代園長には教育家・童話家の樫葉勇が就任しました。園舎は遊戯室と保育室二つだけで、昭和16年2月12日に「樫の実幼稚園」と名称を改めました。この年の3月には21名の卒園児を出し、以後少数ながら順調に子供たちが卒園していきました。しかし、第二次世界戦争の進展とともに危険が加わったので、自然と子供の通園が途絶えて休園となった上、横河電気の分散工場に利用され、園庭には多くの防空壕が掘られました。終戦後は再び園児を迎え、昭和22年3月には55名の卒園児を出し、以後現在までの卒園児は5,400名を超えるに至っています。

本園が「樫の実幼稚園」と名づけられたのには、三つの意味があります。
1.園長「樫葉」の名前を一字とったこと
 園長「樫葉」の名前の一字をとったことは誰でも想像されることでしょう。
2.橿原神宮の樫の木を、園庭に植えたこと
 開園にあたって、橿原神宮に参拝し、神域の樫の木を一本いただいて来て、その木を園庭に植えました。現在、南門の横に育っているのがその樫の木です。
3.小さな樫の実が立派な樫の木になるように、子どもの成長を願うこと
 幼児は、この樫の実のようなものです。小さい実が、やがて根を張り、芽を出し、枝を広げて大きな木となるように、やがて立派な大人に成長します。そうなることが、幼稚園の願いです。

  • 樫の実幼稚園の写真
住所
東京都武蔵野市吉祥寺東町4-7-2
連絡先
0422-22-0788
URL
http://www.kashinomi.net/