導入実績

小机幼稚園(神奈川県横浜市)

“心の根っこ”は一生の宝物になります。

世の中にとって、最もかけがえのない存在である子どもたち。未来を築くのは、その子どもたちです。そんな子どもたちにとって幼児期とはいかなる時期で、その時期の成長には何が必要なのでしょうか。また、その子どもたちに、今、我々大人がなすべきことは何なのでしょうか?
今、子どもたちにとって必要なのは、人としての基本を育て身につけることではないでしょうか。ここ小机幼稚園では、その基本を“人間性”(思いやり)と“意欲”(やる気)と捉え、これらを育て身につけることを目標に日々の保育を行っています。「字が書ける」「上手に絵が描ける」といった目先のことや、知識を詰め込むことよりも、今、育てていかなければならないことは沢山あるはずです。人間性(思いやり)が身に付いていれば昨今のような凶悪犯罪の増加にはつながらないと思いますし、意欲(やる気)があれば学力は自ずとついてくるはずです。しかし、目先の優劣にとらわれ、子どもに“~させる”保育を行っていたのでは、子どもは常に受け身となり、自ら判断し行動する力も、他人に対する思いやりも身に付けることはできません。
サン=テグジュペリの童話『星の王子さま』の中で、王子さまと仲良くなったキツネは王子さまに、ある秘密を贈ります。「なに、なんでもないことだよ。心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ」という言葉でした。
幼稚園で育てる大切なもの(かんじんなこと)は“心の根っこ”です。今育てるべきものは、先取りした“目に見える大きな実”ではありません。しっかりした根っこです。根っこは目に見えない為、人は、目に見える立派な実を喜びがちです。しかし、しっかりした根っこが育っていないで、実をつけようとすれば、わずかな風雨でその木は倒れます。今は、しっかりした根っこを育てる時期ではないでしょうか。
“心の根っこ”は一生の宝物になります。

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住所
神奈川県横浜市港北区小机町256
連絡先
045-471-9038
URL
http://www.kozukue.ed.jp